グルジアにて【TAMADA】との出会い

2014/5/10

 

 

アゼルバイジャンのバクーから車で約6時間移動し、

国境を越え、グルジアへ入国しました。

 

国境からさらに3時間程移動し、

今は、グルジアの首都トビリシにいます。

 

途中休憩を挟んだり、

要所でちょっとした観光もしましたが、

さすがに疲れました~。

 

運転手&ガイドを雇っているので、運転はしてないんですけどね。

 

グルジアは

正式名称をSakartvelo(サカルトヴェロ)というそうです。

英語ではGeorgiaと表記します。

どう読んでも「ジョージア」だよね。

何故、グルジア?

日本政府にも表記変更を求めているみたいですよ。

 

それしても、

日本語の外国表記はヘンなの多いよね。

ヨルダン⇒Jordan⇒ジョルダン/ジョーダン

エルサレム⇒Jerusalem⇒ジャルーサラム

などなど。

イギリスって言い方も日本だけか。

 

さて、

今回グルジア在住15年の日本人ワタナベさんがガイドについてくれました。

なんだか、外国で現地を良く知る日本人に会うのって妙な安心感あるし、

ホッとしちゃいますね。

 

そのワタナベさんにいろいろ伺いました。

 

グルジアは、

人口は400万人強。

広さは北海道より狭いです。

日本人は大使館関係者以外7~8人しか住んでいないそうです。

 

公用語はグルジア語。

もともとソ連の一部だったので、

全員ロシア語を使えるのかと思ったら、

最近の若者はロシア語を知らないそうです。

学校でも必須ではなく、選択科目だとか。

 

そのグルジア語。

紀元前2000年ごろから使われている古代文字の1つで、

正直我々、まったく読めません。

まるっこくてカワイイ文字です。

(写真はFacebookに載せときますね。)

 

 

そういえば、ディナーしたお店のメニューに

TAMADA

ってワインを発見しました!!!!

 

聞いたところ、

グルジア語で「TAMADA」とは、

宴会を仕切る大事な役目のことだとか。

 

 

せっかくなんで、さらに調べました。

===

 

グルジアでは、お祝いのときや客人を持てなすときに「スプラ」と呼ばれる宴会を開く。

スプラには、「タマダ Tamada」と呼ばれる乾杯の音頭・進行役がおり、

タマダによって幾度の乾杯、スピーチが続き、歌や踊りも楽しまれる。

客人は、テーブルいっぱいの多様な食事と自家製グルジアワインで歓待される。

 

 

タマダはスプラや食事でとても重要な役であり、大きな宴会のタマダとして任命されることは名誉とされる。

タマダは感動的な乾杯やスピーチを披露することにより、客人たちにタマダとしての技能があるかどうか試されることになる。

この習慣がグルジア人の演説の巧みさを生んだとも言える。

通常、最初の乾杯は友情のために、そして祖国、喜び、平和、愛、家族、健康、亡くなった人などのためにと乾杯は続く。

男性は乾杯のワインを全て飲むのが普通。

 

===

 

TAMADAが宴会を仕切る幹事的な名前だったとは。

驚きですね。

 

よ、人生の宴会部長!!

 

明日は、

トビリシをトビダシ、

 

あちこち行ってみます!