バルト三国の2カ国目ラトヴィア(Latvija)です。
陸路での入国でしたが、バルト三国内は噂通りほぼスルー。
簡単なパスポートチェックだけで、ハンコも押されずに通過でした。
エストニアの首都タリンから、車で約300km。
ラトヴィアの首都リーガにやって来ました。
人口約70万人のリーガは、バルト三国では抜きん出た大都市。
バルト三国のほぼ中央に位置し、地理的にも経済的にも他の都市をリードする存在だそうです。
かつて、『バルトのパリ』と呼ばれた街並みは、
古き良き物と新しき良きものに加え、
川と緑の大自然にも囲まれた、と~ってもステキな街でした。
旧市街には、あちらこちらに大きな聖堂があり、とても熱心な宗教観を感じます。
その中の聖ペテロ教会で、たまたま開催されていた『World
Press Photo』を偶然鑑賞しました。
これは報道カメラマンが撮った写真展です。
何気に入ったその展覧の写真を一目見ただけで、
衝撃で立ち尽くして見入ってしましました。
興味のある方は、HPを紹介します。
ただし、覚悟してご覧下さいね。
http://www.worldpressphoto.org
まだ世界のどこかで、こうした人間同士の争いを続けている。
そして、犠牲になる人がいる。
そんな事を繰り返して来た事実がある。
その事を改めて感じてしまい、胸に詰まるものがあったのです。
ここリーガも争いをずっと続けて来た歴史があります。
ドイツに始まり、ポーランド、スウェーデン、帝政ロシアの支配下だった時代があるのです。
そんな街にきて、こうして発展してきた歴史を感じる事で、
今こうして生きている事への感謝や、
この時代に生まれて来たことへの感謝が溢れてきますよね。
歴史を感じて、未来の為に、今を生きるって大事だと思います。