【四国お遍路の旅 Day22】
ときわ旅館〜別格7番〜ときわ旅館
〜別格8番〜内子町
ときわ旅館には私の他に二人泊まっていて、
1人は平塚市在住のご婦人。
もう1人は静岡県掛川市からきた男性のお遍路さん。
昨夜もいろいろ情報交換しました。
旅館のご配慮で朝5:40ころには朝ごはんを出していただく。
サクッと食べ、
リュックを預け、
朝6:00には出発!
別格7番 金山出石寺(きんざんしゅっせきじ)を目指す。
ここも結構な山の往復になる。
近くの大洲城にも厚く霧がかかっていて、
なんだか天気が怪しい感じ。
これから向かう山の上も霧で見えない。
そういってても仕方ないので、
そのまま向かうことにした。
昨日、旅館のご主人に説明と共にもらった地図コピーがとっても役に立つー。
西大洲駅の横を通過し、
そこからどんどん坂道を登る。
先に出たのに、
昨日お宿が一緒だった男性お遍路さんに追いつかれる。
「わ!早いっすねー。お先にどうぞ」
考えたらこのお遍路で初めて抜かれたかも。。。
しばらく歩いたら霧の上に出た。
「雲海だ!!」
遠くの山が雲の上に出ていて、
なんだか幻想的な風景が広がってました。
「霧でも迷わず向かってきて良かった!」
山道に入ると、
地元のボーイスカウトが立ててくれた案内板が目に入る。ときわ旅館の息子さんもボーイスカウトで一緒に立ててきたそうです。
なんだか、その思いにこちらが癒されちゃう。
別格7番 金山出石寺に到着。
4時間かかるといわれたけど、
3時間ほどで着きました。
先ほど抜かれた同宿の男性お遍路さんに再び会う。
参拝を済ませ、
宿のご主人に聞いたお寺の敷地内にあるうどんを頂こうと思ったんだけど、
早く着きすぎたのか、
開いてなかったT_T
山の上は結構寒いし、
とっとと降りることにした。
帰りは同宿の男性お遍路さんと一緒に降りる。
5回目のお遍路だそうで、
今回はここで区切るとのこと。
この先の行ったら良い宿やお店など、
いろいろアドバイス頂きました。
こういう先人の知恵が一番リアルで良いよね。
山を下ってくると、
朝の霧が嘘のように、
ピーカンに晴れてきた。
大洲市内に戻ってきて男性と別れ、
私は大洲城を見てきた。
四国はお城がたくさん残っていて、
お遍路は随所に随所にお城も見られる。
これも楽しみのひとつだね。
お昼を食べてから
ときわ旅館に戻り、
ご主人にお礼を伝える。
ほんと気持ちがいい旅館だったな。
次の目的地へ向かう。
ところで、
このお遍路ですっかりハマっているのが、
「audible」。
要はオーディオブック。
本をまるまる朗読してくれるわけです。
小説など1冊聴くのに7〜8時間くらいかかるので、寂しい国道歩きにはもってこいなのです。
今日のチョイスは池井戸潤「七つの会議」。
映画化されてますが、
まだ映画は観てないので、
映画のキャストだけをイメージしながら、
ずーっと聴いて歩いてました。
あまりにハマりすぎて、
休憩も忘れてずーっと聴き歩いちゃいました。
おかげで、
目的地の内子町に16時頃には到着。
重要文化財になっている内子座や
重要伝統的建造物でもある本芳我家住宅、
上芳我家住宅まで観てきちゃいました。
四国は、
見所あるところが多いなぁ
本日 霧🌁 のち 快晴☀️
最高気温 14℃ 最低気温1℃
朝の寒さはこたえたけど、
その後のピーカンですっかり日焼けしたわ。
なんちゅう天気や。。。
本日の歩行 61172歩 49.5km
audibleのおかげでずいぶん楽に歩けたな。
ま、内子町観光で歩数が伸びたんだけどね。